デフォルトのままは危険? 「Windows 10」のプライバシー設定はこう変えよう




アプリで自分の広告識別子を使うことを許可する:これは、Microsoftが個々のユーザーに合わせた広告をアプリ内で表示するのに役立つ機能です。これをオフにしても、あなたのユーザーエクスペリエンスに実影響はないはずです。
SmartScreenフィルターをオンにする:これはWindowsストアアプリ内であなたが訪問したURLをMicrosoftに送信する機能で、送信されたURLは有害かもしれないサイトのリストと照合されます。「Google Chrome」にも似たような機能はありますが、URLが外部に送信されるのは使用統計情報を有効にした場合のみで、通常はローカルのリストと照合しています。私はこれを役に立つ機能だと考え、そのままオンにしておきました。オフにしたければそうしてもかまいませんが、ウェブを閲覧する時は用心しましょう。それから、このオプションでオン/オフできるのはWindowsストアアプリのSmartScreenフィルターだけである点にも注意してください。使用頻度がもっと高そうな「Microsoft Edge」ブラウザでこの機能をオフにしたい時は、Edgeの「詳細設定」で設定する必要があります(やり方はあとで説明します)。
入力に関する情報をMicrosoftに送信する:この機能は、手書き入力やタイプ入力の際に、予測変換の精度を向上させるためのものです(明記はされていませんが、対象となるのはおそらくタッチ式のキーボードでの入力でしょう)。これはあまりに大ざっぱなので、あとでもう少し詳しく説明します。とりあえず、このオプションはオフにするよう勧めます。
Webサイトで地域に適したコンテンツを表示させる:英語以外の言語を話す人なら、この機能は便利かもしれません。でも、システムの使用言語をサイトに知られたくないのなら、オフにしてしまっても全くかまいません。

ここまでをまとめると、ほとんどの人は「全般」に表示されるオプションをオフにしても特に影響を受けない、ということです。



Cortanaをオフにする:「スタート」メニューを開け、入力を始めましょう。左側のサイドバーにあるノート型のアイコンをクリックし、「設定」を選択します。ここからCortanaをオフにできます。
オンライン検索を実行し、ウェブ検索結果を含める:Cortanaをオフにすると、このオプションが表示されます。スタートメニューにウェブ検索の結果が表示されるのがいやなら、オフにしましょう。オンにした場合は、スタートメニューが入力された文字を記録してMicrosoftに送信し、その時々の入力に従って予測される検索結果を返してくれます。これは「Google. com」やChrome、「Firefox」の検索入力欄と同じですね。
あなたに関する情報の収集:[設定]>[プライバシー]>[音声認識、手書き入力、タイピング]と進むと、「あなたに関する情報の収集」という機能が表示されます。これはWindows 10の中でもいちばん広範囲に個人情報を収集する機能で、なおかつCortanaをオフにしたとしても、この機能はオンのままです。オフにするためには、「自分の情報を知らせない」をクリックします。
クラウド情報の管理:デバイスから「あなたに関する情報の収集」をオフにしても、クラウドからの削除はまた別の操作が必要です。同じ設定画面にある「Bingに移動してすべてのデバイスの個人情報を管理する」を選択して、個人情報に関するデータをMicrosoftアカウントから削除しましょう。


Microsoft EdgeでCortanaを有効にする:オンにしている場合、Cortanaは閲覧履歴を記録し、ユーザーから質問を受けた際の参考にします。Edgeの詳細設定で、この機能をオフにできます。
入力時に検索候補を表示する:スタートメニューと同様に、Edgeも「ユーザーのキー入力」を記録します。ただしこれは、入力された文字列に従って検索候補を表示するためです。この機能をオフにしたければ、この「入力時に検索候補を表示する」設定をオフにしましょう。
SmartScreenフィルターを使って悪意のあるサイトやダウンロードから保護する:この記事の最初のセクションで触れたように、SmartScreenフィルターはユーザーが訪問するURLを追跡します。ただこれは、害を及ぼすおそれのあるサイトからあなたを保護するための機能です。私はオンのままにしておくよう勧めますが、あなたの判断でオフにしてもかまわないでしょう。

同期の設定:[設定]>[アカウント]>[設定の同期]とメニューを進むと、ほかのWindows 10搭載PCと同期する項目を選べます。ここには壁紙およびテーマ、Webブラウザの設定、パスワード、簡単操作などが含まれますが、これだけではありません。それぞれの同期設定はここで解除できます。
Bitlockerドライブ暗号化:不正ログインからマシンを守りたいならハードドライブの暗号化はもはや必須です。Windows 10では、ようやく全エディションでBitlockerが導入されました。ただし、「Windows 10 Home」エディションの場合は、あなたの回復キーは自動でMicrosoftアカウントと一緒に保存されます(保存しない場合は、ハードドライブを暗号化できなくなります)。これについては、「Windows 10 Pro」にアップグレードするか、『VeraCrypt』など、Bitlocker以外の暗号化プログラムを使うしかありません

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