デフォルトのままは危険? 「Windows 10」のプライバシー設定はこう変えよう 2


同期の設定:[設定]>[アカウント]>[設定の同期]とメニューを進むと、ほかのWindows 10搭載PCと同期する項目を選べます。ここには壁紙およびテーマ、Webブラウザの設定、パスワード、簡単操作などが含まれますが、これだけではありません。それぞれの同期設定はここで解除できます。
Bitlockerドライブ暗号化:不正ログインからマシンを守りたいならハードドライブの暗号化はもはや必須です。Windows 10では、ようやく全エディションでBitlockerが導入されました。ただし、「Windows 10 Home」エディションの場合は、あなたの回復キーは自動でMicrosoftアカウントと一緒に保存されます(保存しない場合は、ハードドライブを暗号化できなくなります)。これについては、「Windows 10 Pro」にアップグレードするか、『VeraCrypt』など、Bitlocker以外の暗号化プログラムを使うしかありません。
あるいは、Microsoftアカウントの使用そのものを回避する手もあります。これには2つの方法があり、セットアップの際に「ローカルアカウントでサインインする」を選ぶか、あるいは[設定]>[アカウント]>[お使いのアカウント]と進み、「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」を選べば設定終了です。ただしMicrosoftアカウントを使用しない場合、Windowsストアでアプリをダウンロードできませんし、上で説明した同期に関連する機能は使えなくなります。

自分のネットワークを共有したくない人は、Wi-Fiネットワーク名(SSID)に_optoutという文字列を加えておきましょう(たとえば、mynetwork_optoutといった具合です)。ただし、デフォルトでは、以前に友人と共有したネットワークには接続可能とするオプションが有効になっています。これをオフにしたければ、[設定]>[ネットワークとインターネット]>[Wi-Fi]>[Wi-Fi設定を管理する]と進み、設定を変更しましょう

新しくなったWindows Updateでは、アップデート配布にBitTorrentに似たP2Pのファイル共有システムを採用しています。これは気の利いた仕組みですが、ほかのユーザーがアップデートをダウンロードするのに自分の帯域を使われたくないなら、解除もできます。「設定」>[更新とセキュリティ]>[Windows Update]>[詳細オプション]と進み、「更新プログラムの提供方法を選ぶ」を選びます。ここでスライドボタンを「オフ」にするだけでも良いのですが、その下のラジオボタンで「ローカルネットワーク上のPC」を選択する方が良いでしょう。この場合、家のネットワークに繋がっているPCの間でアップデート配布が行われますが、インターネット経由でほかのユーザーとファイルをやりとりすることはなくなります

フィードバックを求められる頻度:時折、Windowsからフィードバックを求めるリクエストがあり、Windows 10についての意見を送るよう促されます。こうしたことにわずらわされたくないなら、「しない」を選びましょう。
デバイスのデータをMicrosoftに送信する:この機能はMicrosoftに膨大な量のデータを送付するもので、これには特定のアプリを使う頻度、いちばんよく使うアプリの種類、メモリのスナップショット(何かがクラッシュした場合、このスナップショットに作成中だった書類の一部分が含まれる可能性があります)が含まれます。これには「基本」「拡張」「完全」の3つの選択肢があります。それぞれの詳細についてはこちらを参照してください


1つか2つの設定について、Microsoftの言葉遣いは非常にあいまいで、一部の設定に関係するデータ収集がいつ行われているのか判断しかねます。特に「あなたに関する情報の収集」の設定は、文言があいまいで問題があると考えられます。
すべての設定がオプトインではなくオプトアウト方式になっており、しかも設定の数が膨大です。普通に使えればOKという大半のユーザーは、そもそも設定をチェックすることすらないでしょう。

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